アスリートの生き様を尋ねて全国を回る「陸上物語」。
19人目のゲストは日本陸上界の〝至宝〟、洛南高校(取材当時)・佐藤圭汰選手。
「オレゴン世界陸上に出場します」と、力強く語る未来モンスターを独占インタビュー。怪物高校生ランナーの生い立ちから深堀りします。怪物高校生は何故、〝藤色〟のユニホームを選んだのか。熱き思いを取材しました。
目次
ーー陸上ファンの皆さん、大変長らくお待たせしました。皆さん待望、佐藤圭汰選手の陸上物語です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
全国高校駅伝2021をプレイバック
ーー昨年の都大路を振り返っていかがでしたか?
チームとしては優勝を目標にしていた中での「準優勝」という結果で、悔しい思いはありますが、2時間1分台を国内で初めて出すことができたことは、胸を張って満足できるといえる結果だと思っています。
個人としては「3区で留学生と勝負したい」という気持ちで走りました。本音としては、やはり勝ちたかったんですが、まだまだ力の差を感じるレースとなってしまい、自分としては、満足できる結果ではありませんでした。
ーーチームとしても個人としても、ものすごい記録じゃないですか。チームは日本高校最高記録(日本人選手のみで編成されたチームでの高校新記録=2時間1分59秒)、個人は3区※で日本人歴代トップ= 23分10秒。
「悔しさ」と「満足」、両方の気持ちを教えて下さりましたが、比率はどのぐらいですか?
※3区は河原町丸田町交差点付近から国立京都国際会館まで上り基調の8.1075km。規定により最長の1区には出場できない留学生ランナーを含めた実力者たちが鎬を削る注目区間
悔しさが7、で嬉しさが3ぐらいですかね。
ーーこの心持ちこそが、実力を次へと繋げる佐藤選手の強み、そして洛南高校陸上部の強さだと思います。そんな佐藤選手の「陸上物語」をじっくりと聞かせていただきたいと思います。
佐藤圭汰が見る三浦龍司
ーーまず、お生まれが2004年。アテネ五輪で野口みずきさんが金メダルを獲った年ですけど、ご存じでしたか?
知らなかったです。女子マラソン界の「英雄」というか…本当にすごい方だというのは、よく聞きました。
ーーそういった陸上界の先輩たちのことは調べますか?
直近だと三浦龍司さん※とか、自分に関わってくださった先輩たちの結果などは、よく調べたり、見たりします。
※三浦龍司:3000m障害の日本記録保持者(8分9秒92)。2021年の東京五輪では同種目で日本人初の7位入賞を果たした。洛南高校OBで佐藤選手の2学年先輩。
ーー1年生の時に全国高校駅伝で佐藤選手は2区を走られましたが、襷をもらったのが当時3年生の三浦さんですよね。
実際に近くで見ていてどのような先輩でしたか?
陸上以外のところは本当に普通の高校生でというか…(笑)。選手として「強い」と感じるような生活は、自分が見た中ではあまりありませんでした(笑)。もちろん身体のケアはされていましたが、携帯でよく漫画を見たり、ゲームをしたりしていました。
ーー(笑)。選手としての三浦さんはどんな印象でしたか?
とても尊敬できる方です。世界を見据えていて、自分も真似したいと思う部分がたくさんあります。2021年の東京五輪では3000m障害で日本人初の7位に入賞されました。「自分と同じような練習をしていた先輩が出来るのなら、自分もやってやろう」という自信につながりました。
私と陸上競技〜中学まで〜
ーー小学校の頃から陸上を始めたのですか?
小学3年生の時に始めました。
ーーなぜ陸上を?
最初は陸上以外にも色々とスポーツをやってみたいと思っていました。しかし、さまざまなスポーツをやるためには体力が必要だなと思ったんです。そんな「体力づくり」のつもりで走り始めたんですが、だんだん走ること自体が面白くなってきて。父が高校3年間、陸上競技をやっていた影響もあり、自分も陸上をやってみたいと思うようになりました。
ーーお父様は何の種目をされていたのですか?
中・長距離で、1500mを中心にやっていました。
ーーまさに佐藤選手と同じですね。体力をつけるために陸上を始めたとおっしゃいましたが、中学の時に他の競技をやってみたいとは思わなかったのですか?
小学校の時から「走るのが楽しい」と実感していたので、「自分はこのまま陸上で突き進んでいこう」と、ずっと思っていました。
ーー佐藤選手にとって、「走ること」の魅力はどんなところですか?
そうですね…走ること自体はあまり面白くないなと感じることもありますが、今までの練習の成果が大会を通し、結果として出た時の大きい達成感を味わえるスポーツが、陸上競技だと思っています。
ーー小学校時代の記録は覚えていますか?
1500mが4分37秒、800mが2分22秒ぐらいです。
ーー(奥村監督)まぁまぁ強い(笑)。
ーー(笑)。奥村監督の言葉を借りるなら「まぁまぁ」だった佐藤選手が、地元の蜂ヶ丘中学校(京都市右京区)でどこまでタイムが上がったのですか?
1500mが3分57秒で、3000mが8分27秒です。
ーー(奥村監督)強い(笑)。
ーーその中学3年間で何が変わったんでしょうか?
身長が中学3年間で一気に伸びて、体つきも大人っぽくなりました。小学生の時はあまりフォームとかは考えず、がむしゃらに走っている感じでしたが、中学からはフォームなどを意識するようになりました。先生から専門的な知識も教えていただきました。
陸上競技で全国レベルになりたいと思っていたので…その目標を達成するために、知識を活用して練習などをしっかり考えて、行うようになりました。
仲間や監督と駆け抜けた高校3年間
ーー洛南高校の奥村監督からはどのタイミングで声をかけられたんでしょうか?
9月上旬に中学校に来られて、「(佐藤選手が)高校3年生になった時に、全国高校駅伝で優勝することを目標に頑張っていきたいから、ぜひ来てほしい」と言っていただきました。僕自身も中学生の頃から「都大路を地元の高校で優勝したい」という思いがあったので、その考えが一致したという感覚が印象に残っています。
ーー個人として「高校ではここまで目指そう」という目標はあったんでしょうか?
高校生で出すと「速い」と言われる、13分台(5000m)を達成したいと思っていました。
ーー洛南高校入学後の練習は大変でしたか?
中学と比べて練習量が大幅に増えたので、最初は慣れるのが大変でした。ですが、3年目からは慣れてきたからか、かなり余裕をもってこなすことができるようになりました。
ーー1日何キロぐらい走るんでしょうか?
大体20kmぐらいは走っていると思います。
ーー毎日20km…、どんな思いで練習をこなされるんですか?
練習自体は結構しんどくてあまり面白くないですけど、「これを頑張ったら試合で成果が出るんだ、一生懸命やってやろう」という気持ちでずっとこなしていました。
ーー洛南高校の中・長距離は皆同じ練習をしますよね?佐藤選手だからとか三浦さんだからという理由で「特別メニュー」をすることはあるんでしょうか?
設定ペースの速い・遅いはありますが、練習のベースは特に変わらないです。
ーー奥村監督は怖いですか?
まぁ…怖いです(笑)。何かやらかした時にはきつく怒られたことがあります(笑)。
ーーやらかした事とは(笑)?
全国高校駅伝は終わった後に血液検査をしなければいけません。なので、いつも洛南高校陸上部がお世話になっている病院に15時に集合するように言われていたんです。でも、間違えて14時に行ってしまい、「お前は時間も守れへんのか!」と怒られました(笑)。あとは、学校の成績に関してもかなりきつくご指摘頂きました。
ーー勉強は得意なほうですか?
平均ぐらいは取っています。
ーーちなみに競技面で怒られたことはありますか?
競技面ではあまりないですが、練習で設定ペースを守れず、集団から離れてしまった時は怒られました。
ーー奥村先生の良いところはどんなところでしょうか?
自分の目標(高校記録3種目更新)に対して、同じような気持ちで心から真摯に向き合ってくださるところです。達成するために個人メニューを組んでくださったり、色々な試合にも連れて行ってくださったりと、熱いご指導のおかげで自分はとても成長できたと思っています。
超高校生ランナーのオフの過ごし方
ーーオフの日はどのように過ごしているんですか?
自主練習をすることもありますが、身体が疲れているなと感じた時は、温泉に行って疲労を取ったり、睡眠を多く取ったりしています。家の近くに「天山の湯」という温泉があるんですが、そこによく通っていますね。
ーーオフというと…月曜日ですか?
月曜日や、日曜日の午後がフリー(午前は練習)のことが多いです。
ーー陸上に関すること以外では何かしていますか?
いえ…疲れている時はほとんど家から出ないですね。
ーーインターネットで動画などは見たりしますか?
はい。陸上の世界大会だったり海外の取材動画を見て、自分も旅行した気分で実感を得ようとしています。
ーーまさにオフも陸上三昧ですね(笑)。
佐藤圭汰✖️都大路
ーーずっと陸上競技と向き合ってきた高校3年間ですが、全国高校駅伝では1年生の時から出場し、2区※で区間賞(8分7秒)を獲得しました。これはイメージされていましたか?
※2区は烏丸鞍馬口交差点から河原町丸太町交差点付近までやや下り基調の3km。
はい。区間賞を取るつもりで臨んだので嬉しかったのですが、チームとしては入賞出来ず(11位)満足のいく結果ではなかったので、「来年こそは絶対に入賞しよう」という気持ちになりました。
ーー都大路の2、3年生の時は、3区で留学生と対決されました。3区はご自身で選ばれたのですか?
最終的には先生が決めたのですが、事前に自分の意思を聞いてくださる時があって、「自分は3区で留学生と勝負したい」と伝えていました。
ーー両学年とも日本人トップの記録で、3年生の時は日本人最高記録を更新されました。
2年生の時と3年生の時の走りを比較した時に、ご自身で成長を感じたところはありますか?
終盤6kmを過ぎた辺りで叡山電鉄の跨線橋があって、アップダウンが非常にきついんです。2年生の時は橋を越えてから一気にペースダウンしてしまった(23分40秒)のですが、3年目はそこから少しペースを上げることが出来ました(23分10秒)。
この1年で基礎体力と、ラストにペースアップするためのスプリント力は上がったと感じています。
ーー3年生の時は強くて冷たい向かい風が吹いていたんですよね?
はい。寒くて身体もあまり動かず、非常にきつかったです。その中でも最低限の自分の役割は果たせたんじゃないかと思っています。
世界を見据える1500m
ーー決して満足しないのが佐藤選手の強みだと感じているのですが、これまでに「自分で自分を褒めたい」と思ったレースはありましたか?
全国インターハイの1500m決勝で、ラストでは後ろの選手に詰められたのですが、いつものように最初からハイペースを刻み、最後まで逃げ切ることが出来ました(3分41秒26)。最初から最後まで誰にも前に出させることなく、1位でゴールできたのは良かったと思います。
ーー高校新記録を樹立したホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会(3分37秒18)よりも、インターハイの方が?
ホクレンでは記録は出たんですけども、課題のラストでスプリントがかからなかったので
…。1位の河村一輝選手(3分35秒42)から2秒ほど差がついてしまいましたし、まだまだ自分の弱さが際立ってしまったレースだったと感じています。
ーー同じレースで日本新記録を出した河村選手に、ラスト100mあたりまで食らいついていらっしゃいましたよね?
はい。3分30秒台のペース感覚をそのレースで経験することが出来ました。2022年世界選手権(米・オレゴン)の標準記録・3分35秒00を切ることを目標にしていたので、この経験をしっかり繋げて、さらにレベルアップしていかなければならないと感じています。
ーーあと2秒18ですね。どのタイミングで狙いますか?
2021年は4月に3分40秒を記録するなど、シーズンの初めから好記録出すことが出来たので、今シーズンもさらにレベルアップした状態で4月に入って、5月くらいで35秒台を狙っていきたいと思っています。
ーー自分の中でイメージはできていますか?
1、2月で走り込んで基礎体力というか脚づくりをし、3、4月の初めぐらいにスパイクを履いて強度の高い練習をする。そして、35秒切りのレース感覚を掴んでいって、レース1、2本で実際に35秒切りの感覚を掴み、3本目ぐらいに切れたら…というイメージですね。
日本高校最速の5000mと3000m
ーー10月3日の日体大長距離競技会で、5000mの日本高校記録・13分31秒19が出たレース、ご自身で振り返ってみていかがですか?
あのレースはケニア人選手が速いペースで引っ張っていて、僕もついていこうと思ったのですが、あまりにも速すぎて…。なので、3000mぐらいまではしっかり余裕をもって走りました。そこから集団が少しばらけて、前に人が居ない状態になったので、「自分で行こう」と決めました。13分30秒を切るということを目標にしていましたが、3000〜4000mの一番キツイところでペースダウンしてしまったので、100%満足のいく結果ではありませんでした。それでも「高校記録を更新する」という目標を、また1つ達成できたことはとても良かったと思っています。
ーーそして、11月21日の京都陸協記録会で3000mの日本高校記録を更新されました(7分50秒81)。
本当にあのレースは近畿高校駅伝前の刺激のつもりで出場し、あまり記録を狙ったレースではなかったんです。その中でもしっかり自分の想定しているぐらいのタイムを出すことが出来たことは、とても満足しています。
ーー洛南高校では「目標達成シート」がありますよね?佐藤選手のものを拝見したのですが、設定された目標をほとんどクリアされていました。
5000mの目標が13分30秒を切ることだったのですが、それ以外は達成することが出来たと思います。
駒澤大学へ
ーーそんな佐藤選手が進学先に選んだのは駒澤大学。駒澤大を選んだ決め手は何だったんでしょうか?
1つは、駒澤大学には強い先輩方が多くいらっしゃるという…。特に田澤廉さんという、学生トップレベルの選手がいらっしゃるということも大きかったです。学生トップの先輩としっかり練習して競い合い、自分自身もレベルアップしていきたいと思いました。
もう1つは、大八木監督ともお話をさせていただいた時に「佐藤くんを世界レベルに育てたい」と言って頂き、自分自身の考えが一致したというところです。「この人に指導していただきたい」と思い、駒澤大学に決めました。
ーー田澤選手のどんなところがすごいと思われますか?
留学生や実業団の選手の中でも、積極的な走りをされているところです。種目は1500mと10000mで違うのですが、大学生なのに日本トップレベルの活躍をされているところが、自分としても目指したい姿ですね。
ーー(田澤選手と)会話したことはありますか?
ホクレン・ディスタンスチャレンジの試合前日に駒澤大学の人たちと夕食をご一緒させて頂いて…。その時にご挨拶しただけですね。
ーーどんなことを聞いてみたいですか?
どういった練習や生活をしているのか、見たり聞いたりさせて頂きたいです。
ーー箱根駅伝を走ってみたいという思いはありますか?
そうですね。大学生や学生陸上界では、やはり駅伝が非常に注目されると思うので、駅伝でしっかり結果を残すことは大事なことだと思います。箱根だけでなく出雲、全日本も含め「三大駅伝」にもしっかり出場してチームに貢献できるような活躍をしたいと思います。
ーー(箱根では)何区を走るイメージですか?
山登り(5区)と山下り(6区)はちょっとキツイかなと思うので、それ以外ならどこでもいけるように整えていきたいです。もし機会を頂けるなら、挑戦したいなと思っています。
目指せ!世界陸上オレゴン大会
ーー10000mを走る可能性はありますか?
いずれは走ると思いますが、メインは1500mや5000mといったスピード系の中距離の種目をやっていきたいです。
僕自身、まだ国際大会に出場したことがありません。ですが、いずれはパリ五輪で勝負するということを考えると、今年の世界陸上は絶対に出場して世界との差を実感してみたいと思っています。
ーー奥村監督に「佐藤選手の強いところは『志』だ」とおっしゃっていました。決して良いタイムが出ても満足しないで足りないところを探す、「留学生に勝てていない」と、常に世界に目を向けている点が、佐藤選手の強さの秘訣だと感じます。いつから世界を意識し始めたのでしょうか?
小さい頃から、父と世界大会などを見ながら「こういう人たちと勝負してほしい」と言われていたので、自然と自分も「世界で戦ってみたい」と思っていました。でも本当にその思いが強くなったのは、コロナ禍の自粛期間中ですね。暇な時間にYouTubeなどで世界トップレベルの選手の走りを見て強い憧れを持ち、本格的に「世界に挑戦したい」と思うようになりました。
大切な言葉と後輩へのエール
ーー最後になりますが、佐藤選手が大切にしている言葉を教えてください。
「上には上がいる」です。どれだけいい結果を出した時にも、いつも奥村先生から言っていただいています。その言葉のおかげで、自分がどれだけ良い記録を出してレベルアップしたと感じても、世界にまで視野を広げて自分よりレベルの高い選手を見ることによって「今のままじゃ駄目なんだ」という向上心が生まれていると感じています。
ーー洛南高校の後輩たちへのメッセージもお願いします。
昨年は全国高校駅伝で優勝することが出来ず、皆、この悔しさを感じていると思います。その悔しさを原動力にして、この1年間はこれまで自分たちがやってきたことよりも、更にレベルの高いことに取り組んでほしいと思います。そうすれば「優勝」という目標はしっかり達成できると思うので、これからも頑張り続けてほしいなと思います。
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