【陸上物語 FILE 23 石田洸介】パリ五輪への出場目指し、東洋大に！ 東洋大学陸上競技部 石田洸介

持ち味は〝攻めの走り〟―東洋大学陸上競技部 石田洸介選手

――自己紹介をお願いします。

群馬県の東京農大二高(東京農業大学第二高等学校)出身で、今年2年生になります、東洋大学総合情報学部総合情報学科の石田洸介です。

――石田選手の走りの特徴を教えてください。

中学生の時から〝攻めの走り〟っていうところで…最初から先頭に立ったり、駅伝でいうと、後ろから追い上げるような走りで、〝攻めの姿勢〟を貫いてきました。

――陸上を始めた時からですか？

そうですね。ラストスパートが苦手というところもあって…。「じゃあ、どうやって勝つか」というところで、やはり〝最初から誰にもついてこられないようなペースで攻めていく〟という部分を、自分の武器としてきました。

保育園での〝未練〟をキッカケに陸上界へ

――陸上を始めたのはいつですか？

走り始めたのは、小学校１年生あたりからです。保育園のマラソン大会で勝てなかったことが、陸上競技を始めたきっかけです。

――保育園でマラソン大会があったんですか！

距離はだいぶ短いですけど、園外の近くの住宅街を走ったり…。そこで〝１度も勝てなかった〟ということが、当時の思い出です。

――その時、石田選手に勝った選手は今頃、いろんなところで(石田選手に勝ったことを)言ってるでしょうね（笑）。

そうですね（笑）。きっかけをくれたことに感謝ですね（笑）。

〝爆発的な走り〟で飛躍的な１年に

――今の自己ベストを教えてください。

5000ｍが13分34秒74で、10000ｍが28分37秒50です。

――ずばり、今シーズンの目標は？

昨シーズンは故障が多く、なかなか走れなかったことに加えて、駅伝シーズンで区間賞を２ついただけたものの、箱根駅伝で走ることができませんでした。なので、今シーズンはトラック種目、箱根駅伝ともに〝爆発的な走り〟をして、飛躍的な１年にしたいと思っています。

――目標達成のためにやっているメニューはどういったものですか？

この冬季は走りこみに力を入れ、まずはスタミナをつけることを目標にしています。スタミナが徐々についてきたら、トラック種目で走るためのスピード力強化に力を入れることを目標にしています。今はその途中の段階ですね。

パリ五輪目指し、東洋大に入学―オリンピック出場を最大の目標に

――チームとしては〝箱根駅伝〟の目標があると思いますが、陸上選手としての〝個人目標〟を教えてください。

大学4年生の時にパリオリンピックが開催される予定です。自分はパリ五輪出場を目指して東洋大学に入学してきたので、トラック種目でオリンピックに出場することを最大の目標に、引き続き、頑張っていきたいと思います。

――話は変わりますが…休みの日ってどんなことをしてるんですか？

休みの日は…あまり(コロナ禍で)外出することもできないので、部屋でNetflixを楽しんだり、リラックスして過ごしています。

――ちなみに、好きな映画は？

最近、「るろうに剣心」を全部観ました（笑）。かなりおもしろかったです！

――長距離と短距離はなかなか接点がないかもしれませんが、大学の先輩である宮本大輔選手(短距離)は今、「進撃の巨人」にはまっていると言っていました。

あ、僕も観ています！漫画も全部読みましたし、アニメも毎週、更新されるので観ています。

――今度、「進撃の巨人」をテーマに宮本選手と話してみてください(笑)。本日は、ありがとうございました！

ありがとうございました！

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※この内容は、「一般社団法人陸上競技物語」の協力のもと、YouTubeで公開された動画を記事にしました。